ぼっち飯を極めし者
都会はいいよなぁウーバーイーツがあって。
私が住むド田舎にはもちろんそんなものはないので何も届かない。
ちなみに公共交通機関は一時間に一本ほどである。何も運ぶ気がない。
なぜ今日のような寒い日にこたつから出なければならないのか。
こたつを背負って移動できないものか。
ハンバーガーが食べたい。
仕方がないので財布と車のキーを握りしめて自らお店へと向かう。
ちなみにドライブスルーなので下半身はパジャマのままである。
モスバーガー、テリヤキバーガー、オニオンフライ、ホットコーヒー
を注文するが滑舌が悪いのか何度も聞き返されたので車の窓から身を乗り出しマイクに向かって叫んだ。さながらサマーウォーズ。お願いしまぁぁぁす!!!
無事商品をゲットした。しかしコーヒーにミルクと砂糖がついていない。
私がブラックコーヒーを飲むような色気のある美人なキャリアウーマンに見えたということか…?仕方ないのでブラックで飲むことにする。
大人の余裕を漂わせて帰宅、アマプラでジョジョを観ながらモスを食す。
ところでモスバーガー、これほどまでに食べるのが難しい食べ物はない。
手や口はもちろん服もギトギトになる。毎回着ている服を洗濯機送りにしているとんでもない食べ物である。
デートでは決して食べてはいけない。
デートでモスに行くと別れるジンクスがある主に私の中で。
それを友人に話すと「いや、それモス関係ない。」と言われるだが、関係ある。
浴衣が可愛さ3割増しになるようにモスはブス3割増しになるんだ。
どうしたって綺麗に食べられない、さながら野獣のようになる。
……いや、普段は忘れてしまっているだけで、人間はそもそも野獣なのかもしれない。
我々はモスバーガーを食すときだけ、本来の姿に戻るのである。そう、野獣の姿に。
話が逸れてしまった。
モスバーガーを綺麗に食べることができる人がいたならば尊敬に値する。
言いたかったのはそういうことである。
で、本記事のタイトルに沿った話をしようと思う。
友人とごはんを食べることがほとんどないため、ぼっち飯を極めている。
先日スシローにぼっち飯をかましに行ったら、
ぼっちなのにカウンター席ではなくボックス席に座れた。
地味に感動したランキング堂々一位である。
ぼっちの場合、だいたいのお店は有無を言わさずカウンター席に連行するが、
スシローは「可愛い子ちゃん、どっちでも好きな方を選びな。」の男前っぷり。
これは全国で流行るに違いない(※だからチェーン店なんだよ)
あとすき家にもよく行くのだけれど、なんか盛られていると思う。
病的に食べたくなるときがあるので絶対なんか盛られている。禁断症状が出る。
その状態で牛丼を食べるとキンキンに冷えたビールを飲む藤原竜也になる。
そんなこんなで、ぼっち飯を極めているのであった(全くまとまっていない)